年収を500万に上げる方法を紹介
本記事では私が年収200万から年収500万に上げた際に実行した3つのステップを紹介します。
年収500万って実際どんな給料なの?

パターン①:年俸制
年俸(年俸制)とは、1年分の賃金を決めて支払う給与形態のことです。
基本的には提示されている金額の1/12が毎月支払われます。
なぜ一括で支払われないかというと、労働基準法で規定されているためです。
年俸制に関する詳しい情報はマイナビ様の「年俸制と月給制の違いとは? 残業代と賞与の有無やメリットを解説」などで詳しく解説されています。
年俸制は1年ごとに給与額が決定しますが、1年に一回まとめて支払われるわけではありません。労働基準法第24条では、「賃金は、毎月一回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない」と定められています。そのため、年俸制であっても給与総額を分割した額が月ごとに支払われます。
年収500万円の場合、総支給は42万円ほどで、手取りは33万円ほどとなります。
パターン②:月収制+賞与(ボーナス)
月収は一番良くある給与形態です。
月収の場合は総支給は36万円ほどで、手取りは28万円ほどとなります。
また追加で賞与(ボーナス)がある場合、夏季と冬季で支払われる場合が多いです。
季ごとに1か月分とすると年間で手取り56万円ほど貰えます。
この2つを合計することで年収500万を達成できます。
年収を500万に上げるために実行した3つのステップ

実際に私が年収を上げた方法と考え方を紹介します。
①年収500万を時給で考えて、現状との差を理解する
1日8時間で月間22日働くと想定して考えてみましょう。
今回は月収42万を時給で計算してみようと思います。
8時間 × 22日 = 176時間
420,000円(一旦年俸で計算) ÷ 176時間 = 2,387円
つまり、時給2,387円のお仕事をすることで、年収500万円は達成できます。
私が東京でワーキングプアになったときは、アルバイト待遇で時給1,000円でした。
この場合、時給1,300円分の差が存在しています。
言い方を変えると、大きいと思える年収の壁は、たった時給1,300の差でしかありません。
2.3倍程度の仕事量、または質があればこの差を埋めることができます。
まずは現在自分に払われている価値と自分が理想としている価値について、
わかりやすい基準まで落として、正しく認識することが大切です。
②キャリアプランの構築と何が足りないかを洗い出す
自分の理想と現状のギャップが見えたところで、次は自分がどうなりたいのかを考えましょう。
「年収500万達成!」といった漠然とした像ではなく、具体的にどうなりたいかを考える必要があります。
例えば、「店長になる」だったり、「正社員になる」といった、自分が進むことのできるキャリアプランを想定してください。
そうすると、おのずと自分の身の回りの上司や、目上の人たちの仕事に目が行くようになります。
その相手の仕事をよく観察し、自分に何が足りないのか、その人との差は何かを書き出してみましょう。
前項で出した1,300円を埋めるヒントはそこにあります。
③昇進or転職
キャリアプランを構築したら次は行動です。
いよいよ年収を上げるステップですが、ここで取れる選択肢は基本的には2つあります。
それは【昇進】と【転職】です。
昇進
最もわかりやすいのは昇進です。
昇進なんて狙ってできるものではないと考えるかもしれませんが、それは錯覚です。
前々項で自分の現在の価値と埋めるべき壁を把握し、前項で実際に自分に足りないものを書き出した人はそれを埋めるように行動するだけで一部の場合を除き、昇進することができます。
なぜならば、あなたが勤めている企業ではその差を埋めた上司が評価されて、そのポジションにいるからです。
転職
実は昇進よりも早く年収を上げることができるのは転職です。
評価は反映されるまでに時間を要します。
企業の評価は早い企業で四半期、通常は半期で評価が反映される場合がほとんどです。
しかし、いきなり数万円単位で大きく給料が上がることはほとんどの企業ではありません。
キャリアプランと相談にはなりますが、素早く年収を上げたい場合は転職を視野に入れましょう。
転職では、入るタイミングでそれまでのキャリアから想定の評価が行われるます。
そのため、スキルさえ身についていれば数万単位で月収が上がる可能性があります。
また昇進の項目で上げた一部の場合というのは、正しく評価が行われない企業を指します。
そういった場合でも転職は有効な手となります。
どちらを選んでも
どちらを選んでも最終的にはスキルさえ身についていれば年収は上がります。
そのため、自分のキャリアプランと相談しながら選択を行いましょう。
年収を500万に上げるために行動した実体験談

年収200万 ワーキングプア時代
前述しましたが、私が東京に状況した際、入った企業がアルバイトからしか採用を行っていませんでした。
希望職種だったため、そのまま働きましたが、時給1,000円で働くことになりました。
月収は手取りで12万円で賞与なし、年収にすると200万円程度でした。
当時の生活的には、家賃や光熱費などの固定費を払った後、残るお金は食費込みで15,000円程度でした。
自炊を徹底して無駄を省き、何とかギリギリ借金などせずに生活はできていました。
しかし、遊ぶお金などは一切なかっただけでなく、病気などで病院に行くお金すらほぼありませんでした。
何かあればすぐ破綻する綱渡りのような生活を送る中で、どうしたら年収を上げることができるかを考えるようになりました。
キャリアプランの設定
まず年収を上げるためにしたのは自身のキャリアプランの設定です。
それまでは漠然と「もっと給料が欲しい」程度に考えていましたが、いったん直属の上司だった主任のポジションにつくことを目標にしました。
観察と実行
目標が決まったので、次は主任の行動や作業精度と自分のスキルを比較してみることにしました。
比較するまでは、「自分は仕事ができる人間」だと己惚れていましたが、実際に比較した内容を書き出してみると、主任は同じミスをしなかったり、連絡などに対する反応速度が自分と比べて非常に速いなど、細かな差がたくさんありました。
私は上司にタスクの管理方法や、普段気をつけていることなどをヒアリングし、一つずつ自分でも実行していきました。
結果、半期でアルバイトから社員登用の話が上がり、契約社員へとキャリアアップを果たしました。
年収500万円に向けて転職へ
その後も1年間ほど評価を上げるためにスキルを磨いたり、ケアレスミスを減らすための行動をとりましたが、それ以上評価が上がらず、これ以上のステップアップがその会社では見込めなくなってしまいました。
そのため、さらなるステップアップを目指し、転職を決意しました。
転職後はいきなり月収が5万も上がり、年収は300万になりました。
以降も転職を数回行い、数年間で年収500万を達成することができました。
年収を500万に上げるためのまとめ
まずは自身の現状と理想との差を正しく理解しましょう。
そして、そのギャップを埋めるために計画を練り、実行することで年収を上げることができます。
ぜひ皆様も本記事を参考に年収をあげてみてください。
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